【俳句の作り方】
例えば、
桜咲く坂の上から海を見る
季語も入っているし、字余りでも字足らずでもなくいい感じですが、これは俳句ではありません。
これは「自分は今、桜の咲いている坂の上から海を見ています。」と云う説明文です。
これを、
桜咲く/海を見ている坂の上
“桜咲く”で切ってみました。桜が咲いたと云う事が際立つ感じがしませんか?
また、“見る”を“見ている”として、少し自分から離れる事で、自分の立っている坂の上や、眼下に広がる海を感じられると思います。
更に、
桜咲く/海見下ろせる坂の上
とすると、桜の咲く坂の上から海を見る自分の姿が、一枚の写真を置いた様に見えてきませんか?
主観を捨てて、自分自身を景の中へ放り出してみましょう。
それが俳句です。
桜咲く坂の上から海を見る
季語も入っているし、字余りでも字足らずでもなくいい感じですが、これは俳句ではありません。
これは「自分は今、桜の咲いている坂の上から海を見ています。」と云う説明文です。
これを、
桜咲く/海を見ている坂の上
“桜咲く”で切ってみました。桜が咲いたと云う事が際立つ感じがしませんか?
また、“見る”を“見ている”として、少し自分から離れる事で、自分の立っている坂の上や、眼下に広がる海を感じられると思います。
更に、
桜咲く/海見下ろせる坂の上
とすると、桜の咲く坂の上から海を見る自分の姿が、一枚の写真を置いた様に見えてきませんか?
主観を捨てて、自分自身を景の中へ放り出してみましょう。
それが俳句です。