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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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この胸のときめきを。

愛の形は様々。
捧げるだけの愛も享受するだけの愛も、愛。

愛してゐます、心から。
例へ不実だと言はれやうとも。

この胸のときめきを、あなたに。


  1. 君へ
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blue moon blue。



俺がもう少し若かったら…なんてね。

月は君だったんだよ。
知ってるかい?
月に魅入られた男はもう帰って来られない。だから俺は畏れた。

君を見つめる事を。

歩き疲れて、草臥れきった男を、君は笑って下さい。
地面に縛り付けられたまま月に焦がれる男を。

いつか思い出して笑って下さい。

なんだあんな男、って。


  1. 君へ
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アドレスを消せずにいますまだ君におはようおやすみ言える気がして

あれからもう三年。

あれから新しい歌集が出て、たくさんの有名な歌人が君の歌を称賛し、たくさんの短歌を愛する人達が君の死を今も悼む。

冬籠り春を見ずして逝くひとは来世を花に生まれ来るかも


  1. 君へ
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小寒や持ち重りして裁ち鋏

ツイッターで知り合った若い男の子が死んだ。
年が明けて直ぐ。自殺だった。

辛かった。

人が一人居なくなると云う事の耐え難い重さ。
自分より若い子が自ら命を断つと云うやりきれなさ。

裁ち鋏を手に取ってみると、やや持ち重りのする冷たさが手のひらに伝わる。

最期の時に、君は何を思っていたのだろうか。





  1. 君へ


裏切つたのは。

「俺の人生から後退りをするやうに消える事だけはしないで。」

さう言つて、消えたのは君の方だつた。


  1. 君へ
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