不可抗力。
奴に犯される君を見ながら、俺は煙草に火を点けた。
縛られた両手首に額を擦りつけ、後ろから奴のご立派なモノを受け入れて、苦しげに喘ぐ君の頬を幾筋もの涙が伝ふ。
とても綺麗だ。
俺が煙草を揉み消すのと同時に、奴は君の肩を掴んで上を向かせる。
涙と唾液で汚れた君の口元へ俺の興奮しきつたモノを近づけると、君は絶望的な目で俺を見上げた。
こんな朝早く奴が俺の部屋を尋ねたのがいけなかつたのか。
俺が部屋に鍵を掛けてゐなかつたのがいけなかつたのか。
君が奴の好みのタイプで、それがシーツ一枚体に纏つただけの姿でベッドに寝てゐたのがいけなかったのか。
それとも奴が君に襲ひ掛かるのを、俺が黙認したのがいけなかつたのか。
「歯を立てるなよ。」
暫しの後、生温い感触が尖つた欲望を溶かし始めた。
縛られた両手首に額を擦りつけ、後ろから奴のご立派なモノを受け入れて、苦しげに喘ぐ君の頬を幾筋もの涙が伝ふ。
とても綺麗だ。
俺が煙草を揉み消すのと同時に、奴は君の肩を掴んで上を向かせる。
涙と唾液で汚れた君の口元へ俺の興奮しきつたモノを近づけると、君は絶望的な目で俺を見上げた。
こんな朝早く奴が俺の部屋を尋ねたのがいけなかつたのか。
俺が部屋に鍵を掛けてゐなかつたのがいけなかつたのか。
君が奴の好みのタイプで、それがシーツ一枚体に纏つただけの姿でベッドに寝てゐたのがいけなかったのか。
それとも奴が君に襲ひ掛かるのを、俺が黙認したのがいけなかつたのか。
「歯を立てるなよ。」
暫しの後、生温い感触が尖つた欲望を溶かし始めた。