帆を張るやうに胸を張れ

中学から高校にかけて腹が減つて腹が減つて仕方ない時期が有つた。

朝は家で朝飯を食つて登校。朝練やつて授業受けて２時限目と３時限目の間の、ちよつと長い休み時間に弁当を半分食ふ。
昼は弁当の残りの半分と、購買や登校途中で買つた調理パン。
放課後も部活をやつて、帰り道の駄菓子屋で買ひ食ひ。帰宅したらママンが用意してくれたおやつを食べて夕食を食ひ、試験前なんかは夜食も食つてゐた。

我ながらすげえ食欲。
書いてるだけで胸焼けがする。

でも、あの頃はやたら飯が美味かつたんだよなあ。体が欲してたんだらうなあ。
ママンが間に合はない時は、自分でも作つて食べてたもんなあ。

熱々のご飯(丼飯)にスライスした魚肉ソーセージを乗せてマヨネーズと醤油をぶつかけたやつとか、バターを１cmくらゐの厚さに切つてご飯に埋めて、それに醤油をかけて食つたりしてた。
バターに砂糖を塗して食つたりもしてたなあ。

今は成人病が怖いから絶対にやらないけど、バター大好きだつたもんなあ。ラーメンにも入れたりしてたし。