古典のエロティシズム。
神武天皇。
コメントをありがたうございます。コメント欄だと読み難いので、こちらへお返事を書かせて頂きます。
葦原のしけしき小屋に菅畳いや清敷きて我が二人寝し
あしはらの
しけしきをやに
すがたたみ
いやさやしきて
わがふたりねし
この和歌は伊須気余理比売(いすけよりひめ)が、神武天皇の后として入内した時に神武天皇が贈つた歌だと言はれてゐます。
つまり新婚の花嫁さんに贈つた歌な訳です。
でも、歌の意味は、
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葦原のしけしき小屋に菅畳いや清敷きて我が二人寝し
あしはらの
しけしきをやに
すがたたみ
いやさやしきて
わがふたりねし
この和歌は伊須気余理比売(いすけよりひめ)が、神武天皇の后として入内した時に神武天皇が贈つた歌だと言はれてゐます。
つまり新婚の花嫁さんに贈つた歌な訳です。
でも、歌の意味は、
「あの河原の葦に隠れた小さな小屋で二人、そこに敷かれた匂ひも清々しい菅のむしろをさやさやと鳴らして、愛し合った事が有つたよね。」
神武天皇は入内以前に伊須気余理比売の家を訪ねた事が有り、まだ少女だつた比売を抱いてゐたのですよ。
やるなあ、神武天皇。
この歌の素晴らしい所は五感で感じられる所。
香りや手触りや音。
そして匂ひ立つやうな官能。
おぢさんはね、意外とロマンティストなんです。
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- 2010/07/01(木) 04:10:20 |
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