テディベア。
ほんの気紛れでテディベアを買つた。
ヴィンテージとか限定品とかそんな大層な物ではなくて、玩具屋の店先に普通に売つてゐるやうなやつ。
それでも小さな子供位は有るそれを抱いて、俺はホテルの部屋のドアをノックした。
ドアを開けた彼は真つ白なバスローブを着てゐた。待ち切れなかつたのかと尋ねると、俺の腕に抱かれたテディベアをじつと見つめながら小さく頷く。
テディベアごと彼の体を抱き締めると、彼は喘ぐやうに上を向いて俺の唇を求めた。
シャワーを浴びて出てくると、彼はベッドの上でテディベアを抱き締めてゐた。
ふと思ひついてテディベアのリボンを解き、彼の首に結び直した。ほんのり焼けた肌に、クリーム色のリボンが愛らしく、また卑猥だ。
テディベアに抱きつくやうに命じておいて、俺は彼を抱いた。
毛足の長いテディベアに、彼は擽つたさうに身を捩る。
それもやがて彼を悦ばせる刺激になり、彼は柔らかなベアの胴体を括れる程抱き締めて、愛らしい茶色の毛並みに射精して果てた。
ヴィンテージとか限定品とかそんな大層な物ではなくて、玩具屋の店先に普通に売つてゐるやうなやつ。
それでも小さな子供位は有るそれを抱いて、俺はホテルの部屋のドアをノックした。
ドアを開けた彼は真つ白なバスローブを着てゐた。待ち切れなかつたのかと尋ねると、俺の腕に抱かれたテディベアをじつと見つめながら小さく頷く。
テディベアごと彼の体を抱き締めると、彼は喘ぐやうに上を向いて俺の唇を求めた。
シャワーを浴びて出てくると、彼はベッドの上でテディベアを抱き締めてゐた。
ふと思ひついてテディベアのリボンを解き、彼の首に結び直した。ほんのり焼けた肌に、クリーム色のリボンが愛らしく、また卑猥だ。
テディベアに抱きつくやうに命じておいて、俺は彼を抱いた。
毛足の長いテディベアに、彼は擽つたさうに身を捩る。
それもやがて彼を悦ばせる刺激になり、彼は柔らかなベアの胴体を括れる程抱き締めて、愛らしい茶色の毛並みに射精して果てた。
「汚しちやつた。」
初めてのプレゼントだつたのにと、彼は泣きさうな顔で呟いた。
また買つてあげるからと言ふと、彼はなぜか耳まで真つ赤になつてしまつた。
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- 2010/07/13(火) 03:24:06 |
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