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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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さよなら、海。

少女の名前には“海”が有つた。

シンナーをやると骨が溶けてしまうんだ。
だから、少女の骨はほんの少しだけしか残らなかつた。
蒼白く、脆い骨。
か細い少女の姿が、浮かんでは消える。

私の名前には“海”が有る
いつか遠くまで
泳いで行けるかしら

君は何処へ行きたかつたの。
何処へ行つてしまつたの。
  1. 日常
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