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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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真冬の真夜中にトイレにゆくと…

先日、同僚が体験した話。

同僚が某高速を使つて実家に帰つた際に、とあるサービスエリアに立ち寄つた。
そこでトイレを使つたのだけれど、用を足して手を洗つてゐる時に、突然、自分のゐた場所から二つ離れた、一段低くなつた、子供や車椅子用の蛇口から、勢い良く水が流れ出した。

もちろん、手洗ひ場にゐたのは、同僚ただ一人。

サービスエリアやパーキングエリアの手洗ひ場は、殆どがセンサー付きの自動水栓だ。
折しも時間は午前3時頃。
同僚は気温以外の寒さを感じて、急いで車に戻つたと言ふ。

恐いよう。

実は、何年か前に、似たやうな体験をしてるんだよなあ。
真夜中のサービスエリアのトイレで、ドアの開いてゐる個室から、ザーッと水が流れる音がしたのです。

実際に水が流れたのかどうかは、確認してないけどね。

その時は、気のせいだと自分に言ひ聞かせて、それ以来、思ひ出さないやうにしてたんだけど、同僚の話を聞いて、記憶がありありと蘇つてしまひましたよ、この野郎。

恐い話が、恐い恐い話になつてしまつた。



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