虹色に翻りしは若き竜風と戯る冬空の底
君の心は、いまだ揺れてゐるのだらうか。
現世の身体の傷はもう増える事は無いけれど、揺れ続ける君の心は、いつの日にか水の面の波紋が消えてゆくやうに、静まる事はあるのだらうか。
君の最愛の人が、その人生を全うし、再び君の前に立ち、再び君を抱き締めた時、君の心の波紋は静まるのだらうか。
俺はその日を願つて止まない。
現世の身体の傷はもう増える事は無いけれど、揺れ続ける君の心は、いつの日にか水の面の波紋が消えてゆくやうに、静まる事はあるのだらうか。
君の最愛の人が、その人生を全うし、再び君の前に立ち、再び君を抱き締めた時、君の心の波紋は静まるのだらうか。
俺はその日を願つて止まない。