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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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俳句と短歌と川柳。

俳句は音数で十七文字になるやうに詠みます。
その十七文字の中に、季語を一つ、切れ字を一つ入れ、残りの字数で景を詠みます。
なにしろ十七文字しか使へませんから、詠み込んだ季語から連想される物や季語を説明、補足するやうな言葉は詠みません。
省略語や造語は使へません。他人の見た景も詠めません。
想像や比喩は使へますけど、誰もが思ひ付きさうな表現になりがちです。

短歌はやはり音数ですが、三十一文字も使へます。季語や切れ字を入れなくても大丈夫だし、省略語も造語も、想像も比喩も使へます。
文語でも、口語でも、外国語でも大丈夫です。

川柳は俳句と似てゐますが、季語や切れ字は入れなくても大丈夫です。
その代はり穿ち、おかしみ、軽み、つまり、ひねりが必要です。
俳句は自然や人の営みを詠みつつ自分の思ひを表し、川柳は自分の思ひを詠みつつ世間や時代を詠む物なのです。

川柳は俳句より決まり事が少ない分簡単さうだけど、実は俳句よりセンスが必要かも。
サラリーマン川柳なんか見てるとさう思ふんだよね。


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