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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog

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カテゴリを増やしました。

【言葉】と云ふカテゴリを作りました。

あんまり堅苦しい事を言ふと、コメントを書き難くなるかなあとおじさんなりに考へて、今までは殊更言はなかつたんだけど、閲覧者さんの、特に就活組から敬語について質問を受ける事が多くなつたのと、正しい日本語を継承してゆく事が、先に生まれた者の務めなのではないかなあと思ひまして。

日常生活の中で敬語で困る事が有つたら、コメント欄でも、メールでも、Twitterでもいいから声を掛けて下さい。

mail
jabequekisskiss@gmail.com

Twitter
@jabequekisskiss
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誤字。

スマホにしてから、吃驚する程誤変換が多くなりました。タッチしたい所に、きちんとタッチ出来ないからなんだけどさ。
だからスマホに、タッチペンを付けて歩いてゐます。
こんなの。


社内でも社外でも、ファックスの代はりに電子メールを使ふ事が増えたけれど、ファックスや手紙も未だ健在であります。
此方の誤字もこの頃とみに増えた気がする。

いや、ひよつとすると、前からなのかもしれない。

この前、同僚のファックスをふと見たら、“便利”が“便理”になつてゐた。同僚に教へたら、時既に遅し、送信した後であつた。

新人の文章にも、時々驚くやうな誤字を発見する事が有ります。
“お知へる”(教へる)とか“卸中”(御中)とかさ。
誤字ではないけれど、話し言葉にも色々間違ひが有つたりします。
「話かける。」が「話“を”かける。」になつてたり。
オッサンはカタカナ語に弱いけれど、若者は日本語に弱いやうです。
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ぢやないぢやないぢやないですか。

「とんでもございません。」

これは「とんでもない。」の“ない”を、“無い”と解釈して丁寧に“ございません”にしたものと思はれる。
“とんでもない”の“ない”は切り離せるものではないから、これだけを変化させる事は出来ない。

「申し訳ありません(ございません)。」

と云ふのも有るけれど、“申し訳ない”の“ない”は“無い”だから、こちらはそんなに可笑しくはないと思ふ。


これと似たやうな物に、

「〇〇ぢやないですか。」

が有る。
“ありませんか。”の“ありません”を“無い”と解釈しての“ないですか”だと思ふんだけど、これが結構、幅を利かせてゐて、人に因つては“ぢやないですか”の方が自然に聞こえるのではないだらうか。

酷いのになると、

「ないぢやないですか。」

とくる。

例へば、

「さうではありません。」

を、

「さうではない。」

とはやらないでせう。
その状態に“です”を付けてゐる事になるんだよう。
気持ち悪いだろ。

文法として成り立たないんだよね。
形容詞“ない”の終止形に“です”が付く事はないから。
言葉の語感も嫌なんだよね。押し付けがましくてさ。
本人は丁寧に言つてるつもりなんだらうけど、そんなのは敬語でもなんでもない。
“ありません”はどこから“ぢやない”になつてしまつたのだらうか。

「あるぢやありませんか。」が大変ならば、「ありますよね。」と言へばいいだらう。

俺も、知らない内に、使つてたりして。

そんなの有り得ないぢやないぢやないですかあ。
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上司たる者。

朝のニュース番組で、上司が部下に言つてはいけない言葉と云ふのをやつてゐた。

「だからあ、」
「それ必要?」
「何言つてるか判らない。」
「これ 明日までにやつといて。」
「だからゆとり世代はダメなんだ。」
「もういい!」
「今忙しいから。」
「ちやんとしてよ!」

悪意を持つて、相手を凹ませてやらうとしてゐるとしか思へない言葉ばかり。

つふか、部下に言つてはいけない云々の前に、自分の無能ぶりを暴露してるぞ。
「何言つてるか判らない。」と言ふんなら、判るまで聞けよ。それか、判るやうに報告する方法を教へてやれ。
教へてゐないのに、出来ない事にするな。

自分より立場が下だとか、自分より経験値が少ないとか、自分より年齢が若いとか、自分より能力が無いとか、それは馬鹿にしたり、こき使つたりしても良いと云ふ訳ではなくつて、自分の仕事を引き継げるまでに育て上げなけれあならないつて事だぞ。
大変なんだぞ。

この前も、廊下で涙ぐんでる新人の女の子がゐたんだけど、声が掛けられなくて、うちの女の子に頼んでしまひました。
全く、不甲斐ない上司で申し訳ない。

おじさん、人見知りだからさ。
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外国人の日本語。

また外国人大関が誕生した。鶴竜 力三郎。
いつも感心するのだけれど彼の日本語は完璧。その外見と相俟つて、日本人ぢやないかと思つてしまふくらゐだ。
いや。そこらの日本人よりも綺麗な日本語を話すかもしれない。

演歌歌手のジェロが話す日本語を聞いて本当に驚いた。
挨拶はもちろん敬語が尊敬語も謙譲語も完璧なのだ。
インタビューしてゐたレポーター達が馬鹿つぽかつたのもあるけど、その話し方や態度に品すら感じた。

ニュースキャスターや司会者等の喋る仕事の人でも最近では普通に、“なさる”“してらつしやる”を、“やられてゐる”なんて発してゐる。
“やられる”つて受け身だらう。

それよりもつと耳障りなのが、“~です?”と“か”を省略してしまふ言ひ方。
“?”と語尾を上げるのがとても気持ち悪い。

さうさう、耳障りを逆の意味に使ふのも最近多くなつてきた。表記としては“耳触り”になるんだらうけど。

流行語は時代や世相を反映するし、面白いしとは思ふけど、“今”と云ふ物は一瞬の物だ。
だからこそいつも新鮮なのだし、そこに価値が有る。

そして軽薄でもある。

流行語を連発する人は確かに“新しい”かもしれないけど、馬鹿つぽくもある。


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