肉食系弁当男子。
日頃からおじさん達に、数々の話題と笑ひを提供してくれる部下の末つ子くん。
もう、昨年の話らしいのだけれど、“ウサギ弁当事件”と云ふ物を起こしたらしい。
部下の家ではウサギを2羽飼つてゐるのだけれど、その内の1羽を、末つ子くんが、彼の通ふ幼稚園に、連れて行つてしまつたらしいのだ。
当然、先生に見つかつてしまひ、
「これは何ですか?」
と、部下の言ふ処の、榮倉奈々似の、若くて可愛い先生は問ふた。
末つ子くんは答へた。
「お弁当です!」
教室が騒然となる中、先生は笑ひを堪へつつもう一度問ふた。
「これは何ですか?」
末つ子くんは答へた。
「お弁当です!」
先生は末つ子くんに、
「食べたら可哀想だよね。だからもう連れて来たら駄目だよ。」
と、話したさうだ。
ウサギは一日を幼稚園で過ごし、帰りも幼稚園の送迎バスに乗つて、幼稚園からの連絡を受け、冷や汗を掻きながらバス停で待つてゐた部下の奥さんに無事に手渡された。
部下は帰宅してからその顛末を聞き、大爆笑したさうだ。
末つ子くんには、どうか、伸び伸びと育つて欲しい。
彼がウサギは食べられるのだと云ふ事を知るのは、いつたいいつの事になるのだらう。
ちよつと楽しみだ。
もう、昨年の話らしいのだけれど、“ウサギ弁当事件”と云ふ物を起こしたらしい。
部下の家ではウサギを2羽飼つてゐるのだけれど、その内の1羽を、末つ子くんが、彼の通ふ幼稚園に、連れて行つてしまつたらしいのだ。
当然、先生に見つかつてしまひ、
「これは何ですか?」
と、部下の言ふ処の、榮倉奈々似の、若くて可愛い先生は問ふた。
末つ子くんは答へた。
「お弁当です!」
教室が騒然となる中、先生は笑ひを堪へつつもう一度問ふた。
「これは何ですか?」
末つ子くんは答へた。
「お弁当です!」
先生は末つ子くんに、
「食べたら可哀想だよね。だからもう連れて来たら駄目だよ。」
と、話したさうだ。
ウサギは一日を幼稚園で過ごし、帰りも幼稚園の送迎バスに乗つて、幼稚園からの連絡を受け、冷や汗を掻きながらバス停で待つてゐた部下の奥さんに無事に手渡された。
部下は帰宅してからその顛末を聞き、大爆笑したさうだ。
末つ子くんには、どうか、伸び伸びと育つて欲しい。
彼がウサギは食べられるのだと云ふ事を知るのは、いつたいいつの事になるのだらう。
ちよつと楽しみだ。