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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog


空気は読めない。

空気は吸う物で読む物ではありません。

自閉症スペクトルの中に居る人達は、実態の無い物を抽象的に捉えたり、その物をそれとは違う物を引いて説明する喩え話等がとても苦手です。

“妥協”や“適当”と云う、はっきりとした数値や目に見える形に表せない物が有ります。相手の“顔色”や場の“雰囲気”等がそうです。
限度、例えば最終的な位置や数量等を示して教えられる物は最初に教えてしまえばそれを基準にする事が出来る場合も多いのですが、それが難しい場合でも、満足するまでやらせる⇒満足感⇒安心感⇒拘りが緩くなる⇒他人の指示に従う事が出来る様になる、と云う様に変化する場合も有ります。

途中で変更する事はとても難しいので、手順や規則等は最初に正しく、且つ簡潔に教えておく事が大切です。例外を増やす事も彼等を混乱させてしまいます。

彼等にとって混乱とは恐怖だとも言えます。彼等と付き合うには、根気や努力、忍耐等を要するけれど、彼等を恐怖に陥れてしまう事を考えたら出来ない事はない様に思います。


  1. 障碍の事
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