ある春の夜に。
満ちる
満ちる
想ひ溢れて立ち止まる
踞る
満ちる
満ちる
君が満ちる
今 私の中に
君が満ちる
まるで浅瀬へと浮きくる魚のやうに
呼吸を奪はれ
視界を奪はれ
四肢余すところ無く
心の内の隅々までも
満ちる
君が満ちる
春の星が流れる
満ちる
想ひ溢れて立ち止まる
踞る
満ちる
満ちる
君が満ちる
今 私の中に
君が満ちる
まるで浅瀬へと浮きくる魚のやうに
呼吸を奪はれ
視界を奪はれ
四肢余すところ無く
心の内の隅々までも
満ちる
君が満ちる
春の星が流れる