ご褒美貰った。
翼に愚痴を聞いて貰った。
翼と話をする時は、向かい合って唇の動きを読んで貰う訳だが、ああでもない、こうでもないと言ってから、
「だろ?」
と同意を求めた。
翼は真面目な顔で、俺の唇の追っていたんだけど、だろ?の所でニッコリと微笑んでくれた。
俺はつまらない愚痴を長々聞いてくれた事と、俺を信じて笑顔で同意してくれた翼に感謝して、この件に関しては、もう愚痴らない事にすると伝えた。
そうしたら翼は、うん、と一つ頷いてから、いきなり“チュッ”と。
「聞き分けの良い子には、ご褒美。」
抱きつこうとしたら、そう書かれたノートで顔を叩かれてしまった。
下の子も大変に良い子なので、ご褒美下さい。
翼と話をする時は、向かい合って唇の動きを読んで貰う訳だが、ああでもない、こうでもないと言ってから、
「だろ?」
と同意を求めた。
翼は真面目な顔で、俺の唇の追っていたんだけど、だろ?の所でニッコリと微笑んでくれた。
俺はつまらない愚痴を長々聞いてくれた事と、俺を信じて笑顔で同意してくれた翼に感謝して、この件に関しては、もう愚痴らない事にすると伝えた。
そうしたら翼は、うん、と一つ頷いてから、いきなり“チュッ”と。
「聞き分けの良い子には、ご褒美。」
抱きつこうとしたら、そう書かれたノートで顔を叩かれてしまった。
下の子も大変に良い子なので、ご褒美下さい。