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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog


満員電車で。

今朝、満員電車で吊革に掴まつてゐたら、隣に乗つてゐた小柄なお爺ちやんが、俺の腕に顎を乗せてきた。
乗つかつてしまつたと言ふより、乗せたと言ふ感じ。

驚いた事は驚いたけど、嫌な感じではなかつたから、そのまま降りる駅まで乗つてました。
軽くて、ひんやりとして、腕にオウムが留まつてゐるやうな感じでした。

通勤電車の中には、様々な日常が詰め込まれてゐます。
目を閉じて浪曲を唸る小父さん。座席に正座してお茶を飲むお婆ちやん。
始発から乗るのか、いつも同じ座席に座つて、降りる駅までに顔を“完成”させて降りてゆくお嬢さん。私立の制服を着て、株価について論じる小学生。

俺自身も色々やらかしてゐます。
発車間際に階段を駆け下りて来た女の子を乗せてあげやうと傘を挟んだら、ドアは閉まつて傘が挟まれたまま発車してしまつたり、網棚から鞄を下ろす時に電車が揺れて、直ぐ下の座席に座つてゐた小父さんの頭を鞄で殴つてしまつたり、こんな事も有りました

エレベーターが設置される前の駅で駅員さんと車椅子の人を運んだり、階段を落ちてくる女の子を受け止めたり、知らない女の子に突然手首を掴まれて痴漢の盾にされたり、酔つてホームの柱に手をついてゐたら、駅員さんに「お疲れ様です。」と声を掛けられたり。

当に、ドラマ。

薄着の季節になりましたね。
ワイシャツ越しの体温が気持ち良い季節です。

(;´Д`)ハァハァ
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