帆を張るやうに胸を張れ

勿論、挿入する事が大前提です。
繋がりたいの。
それで以て、騎乗位が良いです。

正常位の“征服感”も捨て難いのですけれど、騎乗位で手を握り合つて、羞じらうふ様や、切なげに喘ぐ様を見ながら致すのは、また格別なのです。

俺の下腹に自分のモノを擦り付ける様に腰を前後させるのを、時々、下から軽く突き上げて、くいと仰け反る様を楽しんだり、繋がつたままで舌を絡ませるキスをしたり、卑猥な表情や言葉で煽つたり。

昔、どうしても騎乗位は嫌だと言ふ子がゐて、訳を聞くと恥ずかしいからだと言ふ。
それで、腰の周りにシーツやタオルケットを巻いて、恥ずかしい所を隠して致す事にしました。
腰を動かしてゐると、当然、布は滑り落ちてしまふので、始めは落ちるのを引つ張りながらしてをりました。
それでも、夢中になつてくると、滑り落ちるがままと言ふか、徐々にはだけてゆくエロい様を楽しめたりする訳で、これはこれで良いものだなあと。

「見ちや駄目!!」
「大丈夫。見てないよ。」

みたいなやり取りも有つたりして、助平には堪らないのです。
嫌だの恥ずかしいのと言つても、一方的な行為ではありませんからねえ。
騎乗位だからこその楽しみです。

さんざん好きにやらせておいて、引つくり返すと云ふ事も出来ます。

大変にお薦めです。