帆を張るやうに胸を張れ

昨日の疲れを引きずりつつ、団体戦です。
この処、チームのメンバー全員が忙しく、なかなかエントリー出来なかつたから、気合入れていくぞーと言ひつつ不安なリーダー(俺)。

一回戦の対戦チームにテニス仲間の息子さんがゐて、これがまた強い。
パパさんよりも強いのです。
それも有つて、イマイチ士気の上がらないまま、試合に突入しました。

息子さんは羽生結弦似の可愛い子で、

「お手柔らかにお願いします。」

と、にこやかに挨拶をしてくれたんだけど、俺達はにこやかに挨拶を返しながら、彼の鬼のやうなスマッシュやリターンを思つて憂鬱になつてゐた。

処が、そこは団体戦。個々の試合内容の他にも、メンバーや試合の順番等、無い知恵を搾つてオーダーを考へてゐる甲斐も有つてか、蓋を開けてみればシングルス、ダブルスとも３点以上の差をつけての勝利。
そしてその異様なテンションのまま、シングルス２もミックスも勝ちました。
一言で言つて、勢ひですね。
あちらの方が技術は上なので、まさに勢ひです。

まあ、勝ちは勝ちだから。

と云ふ訳で、来週も試合です。