2ntブログ

帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog


ヴァージン。4

噛んだ唇を解くやうに舐めて舌を突き出す。
初めはきよとんとしてゐたけど、直ぐに俺の真似をして、舌を突き出してきた。

舌先をちろちろと舐めながらアナルに入れた指の動きを再開させる。
顎の先へキスをして、首筋から胸へキスをしながら下りてゆくと、小さな乳首は既に立つてゐた。

「乳首、気持ちいいの?エッチだなあ。」
「吸はれるのと舐められるのつて、どつちが感じる?」

舌と指で両方の乳首を愛撫しながら聞くと、顔を真つ赤にしていやいやをするやうに首を振る。

「自分で乳首いぢつたりしてるんだろ?此処に指入れたり。」

此処、と言ひながら、軽く前立腺を押してやると、ペニスの先からトロリとザーメンが押し出された。
ああつ、と声が上がつて、細い腰がびくりと震へる。
彼は腹の上に零れたそれを驚いたやうに見てゐたけど、俺が指先で掬って舐めると、また目を閉じてしまつた。

入口を解すやうに動かしながら指を増やしてゆく。ゆつくりと指を抜き差ししてやると、シーツが皺になるくらいぎゅつと握り締めてゐる。
開きつ放しの唇から、声にならない声が断続的に漏れる。

触れるか触れないかで前立腺を擦り上げてやると華奢な体がぴんと強張つた。

  1. 性欲
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:4
続きを読む

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY>>