2ntブログ

帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog


革靴で歩けば五日風の街

今、部屋に猫がゐます。大家さんの猫をチーカマで釣つて話し相手をして貰つてをります。

3日の夕方に実家から戻つてきました。親父に貰つたウイスキーやママンに貰つた御歳暮の残り等を適当にしまつてから、風呂を沸かして入りました。
自宅の風呂は実家よりもずつと狭いんだけど、誰にも気兼ねしないで入れるからいいよね。実家だと上がる時に色々気を使はなけれあならないだろ。
手桶や椅子を片付けたりさ、髪の毛や陰毛を片付けたりさ。

あんなに一人になりたいと思つてゐたのに、今は一人が寂しい。
君が抱いていた寂しさはこんなものぢやなかつたんだらうけど。

生きて欲しいと願ふのは俺がまだ自分に希望を持つてゐるから。
自分に絶望してしまつた君にとつて、生きる事は死ぬ事より辛かつたんだらう。

寂しい、辛い、怖い、痛い、ごめんなさい。

愛されたい。
愛したい。
抱き締められたい。
抱き締めたい。

ありがとう。

硝子の欠片のやうな君からの言葉。
抱き締めたら俺の心にも血が流れた。


  1. 日常
  2. / トラックバック:0
  3. / コメント:4

NEW ENTRY  | BLOG TOP |  OLD ENTRY