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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog


外国人の日本語。

また外国人大関が誕生した。鶴竜 力三郎。
いつも感心するのだけれど彼の日本語は完璧。その外見と相俟つて、日本人ぢやないかと思つてしまふくらゐだ。
いや。そこらの日本人よりも綺麗な日本語を話すかもしれない。

演歌歌手のジェロが話す日本語を聞いて本当に驚いた。
挨拶はもちろん敬語が尊敬語も謙譲語も完璧なのだ。
インタビューしてゐたレポーター達が馬鹿つぽかつたのもあるけど、その話し方や態度に品すら感じた。

ニュースキャスターや司会者等の喋る仕事の人でも最近では普通に、“なさる”“してらつしやる”を、“やられてゐる”なんて発してゐる。
“やられる”つて受け身だらう。

それよりもつと耳障りなのが、“~です?”と“か”を省略してしまふ言ひ方。
“?”と語尾を上げるのがとても気持ち悪い。

さうさう、耳障りを逆の意味に使ふのも最近多くなつてきた。表記としては“耳触り”になるんだらうけど。

流行語は時代や世相を反映するし、面白いしとは思ふけど、“今”と云ふ物は一瞬の物だ。
だからこそいつも新鮮なのだし、そこに価値が有る。

そして軽薄でもある。

流行語を連発する人は確かに“新しい”かもしれないけど、馬鹿つぽくもある。


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