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帆を張るやうに胸を張れ

同性愛者のサラリーマンのblog


耐へる男。

セックスをしてゐる時に、翼に色々頼むと言ふか、させる事が有るんだけど、例へばペニスを触つて大きくしてとか、舐めてとか。

その時に、まるで汚いモノを摘まむやうに、指先で俺のモノを摘まんだり、いかにも嫌さうに舌先でチロチロと舐めたりする事が有るんだけど、俺はそれが全く嫌ではない。

嫌ではないどころか、とても興奮したりする。

元々、都合良く使はれたり、乱暴に扱はれたりするのは嫌ではないし、我儘を言はれるのも苦にならない。やる方も判つてやつてる(よね?)のだし、俺も望まれる限りは答へてやりたい。

もちろん、それだけではない“何か”が有るんだらうけど。

翼曰く、やり過ぎにならないのには訳が有るらしい。
俺を虐げてゐる時に、俺の目付きと言ふか、表情がだんだん変はつてくるのだとか。

「そんなに怖い顔してるか?」

俺が聞くと、翼は上目遣ひに俺を見て、首を横に振つた。

『凄く嬉しさう』

その答へに俺が首を傾げると、翼も首を傾げる。
嬉しさうな顔が怖いつてどんなだよ。

『何を考へてるのかわからない』

とも言はれたけど、俺が考へてる事なんて、アレの事に決まつてるだらう。

もしかして、それが怖いのか。

怖くないよ。うんと優しくするから…



  1. 彼との事

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