月に代はつて、お仕置きよ!!
会社の帰り、煙草を買ひにコンビニに寄つた。
俺の前に並んでゐたオッサンが、ピースライトをカートンで買つてたんだけど、レジの女の子が煙草を出したら、そのオッサンが急に怒鳴つた。
「ピースライトだろ、ピースライト!」
驚いて見ると、女の子が手にしてゐるのは確かにピースライトだ。
女の子はそれをオッサンに見せながら、不思議さうな顔をしてゐる。
「ピースライトですよね?」
さう言ふ女の子にオッサンは、
「ピースライトはピースライトだらうがブツブツ…」
すると隣のレジの男の子が、どうしたのと云ふやうに、女の子の方を見た。
女の子がピースライトですよね、と男の子に確認すると、男の子はそれで大丈夫だよと言つて、自分の客に戻つた。女の子は困つた顔をして、オッサンを見てゐる。
いつの間にか、俺の後ろにも客が並び始めた。
「つたく、いいから早くしろよ。」
オッサンは不機嫌な様子で、女の子を急かした。他に雑誌を数冊買ふやうだつた。
いつたい、何だつたんだらうと思つたけど、その後のオッサンの独り言で合点がいつた。
「似たような色でブツブツ…分かり難いんだよブツブツ…」
どうやらオッサンは、女の子が間違へて煙草を出したと思つたらしいのだ。
怒鳴つたりして気まづいだらうけれど、一言謝れば良いのに。
さう思つて見てゐたら、女の子が丁寧な手つきで、雑誌をカウンターに並べ始めた。
一冊ずつスキャンしては、表に返してカウンターに置く。
カウンターに並ぶ、エロ本が3冊。
それから女の子は、レジ袋のプリントの無い方を上にして、エロ本を入れると、オッサンに手渡した。
レジ袋から、ガッツリ透けるエロ本。
何と云ふ罰ゲーム…
良い子のみんな!間違ひは誰にでも有るよ!
「ごめんなさい。」「ありがたう。」と言へる大人にならうね!
怖いよー。
俺の前に並んでゐたオッサンが、ピースライトをカートンで買つてたんだけど、レジの女の子が煙草を出したら、そのオッサンが急に怒鳴つた。
「ピースライトだろ、ピースライト!」
驚いて見ると、女の子が手にしてゐるのは確かにピースライトだ。
女の子はそれをオッサンに見せながら、不思議さうな顔をしてゐる。
「ピースライトですよね?」
さう言ふ女の子にオッサンは、
「ピースライトはピースライトだらうがブツブツ…」
すると隣のレジの男の子が、どうしたのと云ふやうに、女の子の方を見た。
女の子がピースライトですよね、と男の子に確認すると、男の子はそれで大丈夫だよと言つて、自分の客に戻つた。女の子は困つた顔をして、オッサンを見てゐる。
いつの間にか、俺の後ろにも客が並び始めた。
「つたく、いいから早くしろよ。」
オッサンは不機嫌な様子で、女の子を急かした。他に雑誌を数冊買ふやうだつた。
いつたい、何だつたんだらうと思つたけど、その後のオッサンの独り言で合点がいつた。
「似たような色でブツブツ…分かり難いんだよブツブツ…」
どうやらオッサンは、女の子が間違へて煙草を出したと思つたらしいのだ。
怒鳴つたりして気まづいだらうけれど、一言謝れば良いのに。
さう思つて見てゐたら、女の子が丁寧な手つきで、雑誌をカウンターに並べ始めた。
一冊ずつスキャンしては、表に返してカウンターに置く。
カウンターに並ぶ、エロ本が3冊。
それから女の子は、レジ袋のプリントの無い方を上にして、エロ本を入れると、オッサンに手渡した。
レジ袋から、ガッツリ透けるエロ本。
何と云ふ罰ゲーム…
良い子のみんな!間違ひは誰にでも有るよ!
「ごめんなさい。」「ありがたう。」と言へる大人にならうね!
怖いよー。