帆を張るやうに胸を張れ

誰も作つてくれないから自分で粥を煮ました。
先日寝込んだ時に朋也が作つてくれたんだけど、初心者には何かとハードルが高かつたやうで、結果は…洗濯糊をご覧になられた事はございますでせうか。

美味い粥が食べたいと云ふ事で、此処は白粥に拘つてみました。
白米を洗つて、最低でも３０分掛けて芯まで水を吸はせ、米と米の６、７倍の水を土鍋に入れて火にかけます。沸騰したら弱火にしてコトコト煮ます。

焦げないやうに弱火にするんだけど、此処で朋也は焦げない様にと掻き混ぜ過ぎてしまひ、洗濯糊になつてしまつたんですね。

米粒が解れてふんはりしたら出来上がり。



薬味は梅干から右回りに、大葉味噌、ちりめんじやこ、海苔の佃煮、野沢菜とザーサイを刻んだ物で、真ん中が生姜をおろした物です。小皿の物は三つ葉と小海老の掻き上げ。

美味かつたあ。