帆を張るやうに胸を張れ

老眼になつてから、本を読むのが億劫になつてしまつた。
先輩や上司が言つてゐるのは散々聞いてきたけれど、そこは所詮“他人事”なので、フーンと聞き流してをりまして。

先づ、老眼鏡をかけるのが面倒臭い。
そして、ずつとかけてゐると鬱陶しい。
その上、かけてゐると遠くが見えない。

でも、かけないと字が読めない！

老眼になつてから判つたんだけど、読めないだけぢやなくて書けないんだよね。
小さい字が歪むんだよう。

それからもう一つ。探すんだよね。老眼鏡。
かけて、外して、そこに置いてきてしまふ。

先日、同僚に良い事を教はりました。百均で二つ、三つ買つてきて、よく使ふ場所に置いておく。早速、実行しましたよ。確かに、そこで使つてそこで外せば無くさないもんな。
頭いいなあ。ありがたう。

さうさう、ミカリンさんが良い事を仰有つてました。

“ローガン卿”

和むなあ(￣ー￣)